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当社のかん水輸送の主要幹線『大芝合同トンネル』が完成し竣工いたしました。
当社配管敷設のため、千葉県茂原市大芝の一宮川底5m下に河川横断水管トンネル(2.1m×2.1m×70.0m)を建造し、7月31日竣工式を執り行いました。
本トンネルの敷設は従来の円形推進に替わり新しく開発された密閉型矩形シールド工法(パドル・シールド工法)を採用したことで、断面の有効活用ができ、配管と管理用スペースを確保したトンネルに仕上がりました。本工法について、施工業者清水建設株式会社が公益社団法人 土木学会から学会賞「技術開発賞」を受賞しております。
また、洪水対策が進められている一宮川の近辺流域におきましては、配管を敷設するために橋ではなく川底下のトンネルとすることで漂流物の付着や洪水対策工事の妨げにならない等の環境対策も考慮致しました。