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化学工業日報に当社の記事が掲載されました
2025年(令和7年)2月3日にレントゲン造影剤メーカーであるGEヘルスケア社から、ヨウ素の安定供給と貴重な資源確保のためのヨウ素リサイクル事業を行っている企業として、最優秀サプライヤーという大変名誉な賞を受賞しました。
この受賞をさらなる糧とし、今後も環境に配慮しながら安定供給に努めてまいります。
ヨウ素メーカー大手の合同資源(千葉県長生村、山ノ井敏夫社長)は、
世界最大の造影剤メーカーである米GEヘルスケア・テクノロジーズから
「2024トップESGサプライヤーアワード」を受賞した。GEヘルス
ケアは毎年、約1万3000社の中から5部門の最優秀サプライヤーを
選定し表彰している。受賞したのは5部門の1つで、GEヘルスケアの
日本における代理店である伊藤忠ケミカルフロンティア、ヨウ素メーカー
の東邦アーステックとともにグループで受賞した。
受賞は、造影剤原料のヨウ素を安定供給してきたこと、造影剤製造後に
出るヨウ素含有工程液をリサイクルすることで貴重な地球資源の確保に
大きく貢献してきたことが理由としている。合同資源は、ヨウ素総合メー
カーとして業界の先陣を切ってリサイクルに取り組んできた。
山ノ井社長は受賞式であいさつに立ち、「GEヘルスケアに約40年間、
ヨウ素を安定供給してきた。要請を受け、1990年には反応法による
リサイクル品を納入し、92年から燃焼法に切り替え、ノウハウを蓄積
してきた。昨年は燃焼炉4基増設を含む大幅な設備増強を行い、リサイクル
品を供給拡大できる体制を整えた」と述べた。
さらに「当社は企業理念の1つに『相共に生きていく会社』を掲げている。
今回の受賞を糧に、地球環境を大切にしながら、地域、お客様、社員など
さまざまなステークホルダーとともに事業を展開していくことを改めて認識
し、さらなる発展を目指す」と話した。