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技術開発センター竣工のお知らせ
千葉事業所内に「技術開発センター」を建設し、4月12日に竣工式を実施いたしました。
当社は昨年創立75周年を迎え、将来に向けた中長期経営計画を策定し、ヨウ素系新規製品および新規事業の強化を図っています。これらを効果的に実施するため「技術開発センター」は重要な役割を持ちます。
本施設は、地上4階建て、延べ床面積1223平方メートルの規模で、今回第1期計画分として投資額は10億円で2009年9月に着工し、2010年3月完工しました。さらに今後有望な事業分野を見極めながら第2期以降の計画を実行してまいります。
第1期計画は、電子材料向け高純度ヨウ化水素ガス(能力;5t/y、純度;99.999%以上)の製造設備、ヨウ素化合物製造試験設備、分析評価室、その他共通付帯設備等を設置し、小規模試験を完了した新規ヨウ素化合物の実用化試験を開始します。
千葉県が誇るヨウ素資源を活用した医薬・電子材料分野向け事業拡大は、既存のヨウ素リサイクル設備、無機ヨウ素化合物製造設備そして2004年に設立した”ヨード・ファインケム(株)(同敷地内製造施設)”による有機ヨウ素化合物製造設備との連携により、一段と強化されます。
なお、同センターの紹介記事が4月12日発行の化学工業日報、4月13日発行の千葉日報および日本経済新聞(千葉版)に掲載されています。
技術開発センター 外観
センター内製造設備
除幕式